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プレスリリースPress release

日本経済大学主催 2016年高校生ビジネスプランコンテストが開催されました

2016.11.14

都築学園グループの日本経済大学が主催する「高校生ビジネスプランコンテスト」は、全国の高校生を対象に地域や社会の課題を解決し、新しい未来を構築するイノベーティブなビジネスアイデアを競い合う場を提供するイベントです。課題発見能力、課題解決能力、チャレンジ精神など実社会で求められる人材の育成を目的に「アクティブラーニング」に力を入れている高等学校も多く、「高校生ビジネスプランコンテスト」はそこで学んだ彼らにとって絶好の力試しの場です。

 

本年は、日本全国から100件を超える応募があり、予選では担当者が「予選通過校を絞るのが難しい」と話すほどの力作ぞろいで大混戦。その結果、当初の予定を大きく上回る14校が予選を通過し、本選では、それぞれが熱のこもったプレゼンテーションを行いました。審査結果発表の後、日本経済大学 都築 明寿香学長をはじめ、ゲスト審査員である宮澤 弦氏(ヤフー株式会社 上級執行役員 メディア・マーケティングソリューションズグループ長)、溝之上 正充氏(日本航空株式会社 九州・山口地区支配人)、竹本 吉輝氏(株式会社トビムシ 代表取締役)より講評をいただき、ビジネスパーソンとしての大先輩のお話に聞き入る各校の参加者の顔を見て、次世代への期待をより強くする1日となりました。

 

■受賞プラン

【最優秀賞】

福岡県立水産高等学校 「豊かな海づくりproject T “放置竹林の経済的な有効活用”」

企画内容:「豊かな海づくり」を最大の目的として、山や森の整備(主に竹林)を行い山からの栄養豊富な流れをつくる。まず、整備に必要な林業の活性化、次に出てくる竹の有効活用として竹を使った漁礁づくりと設置、竹を粉砕するなどしてその土壌改良材や肥料として農業に活用するなど様々な産業を創造する。

 

受賞者コメント:「このような賞をいただいて光栄に思います。何よりも次の世代にもつなげていけるこの活動を継続していきまして、日本全体を豊かにしていきたいと思います。」(瓜生慎太郎さん・2年)

 

【優秀賞】

福岡県立福岡農業高等学校 「太宰府市産梅を活用した商品開発」

 

企画内容:太宰府市産梅を活用し、梅の加工品を製造。太宰府市、株式会社カルビー、西日本鉄道株式会社などとコラボレーションし、太宰府発の受験生応援商品や炭酸飲料の共同開発をおこなう。

 

【特別賞 2組】

福岡県立若松高等学校 「『若松河童ガールズ』と学ぶ震災ツアー in 宮城」

企画内容:東日本大震災で被災した地域をツアーでめぐり、被災地訪問の機会をつくる。

宮城県内の観光地や地元商店街などをめぐり、体験学習や見学会などを実施。大手旅行代理店とタイアップし、ツアープランを計画。

 

岐阜県立大垣養老高等学校 「滝伝説は本当に起きたのか? ~私たちが商品開発で証明したもの~」

企画内容:学校の近くにある養老の滝にまつわる伝説「孝子伝説」を商品開発により証明した。滝の水が酒になったという孝子伝説を、滝の水の中から酵母菌を取り出し、その酵母菌を使い、酒をはじめ、酵母を使った化粧水などを使い「若返り」をキャッチフレーズにした戦略で商品開発・販売を実施。

 

【審査員特別賞】

清真学園高等学校 「Personality ~個性を引き出す教育補助アプリ~」

企画内容:小学生向け教育補助目的のスマートフォンアプリ開発。決まった答えはなく、どんな回答も正解となる人それぞれの意見を重視する問題を出題。アプリを使用することで、自分の意見を提案し発する力を養い、学校や会社での発言ができるようになる。自分が問題に対してどのような回答をしているかの系統がわかり、個性を見つけることができる。

 

■審査員講評

都築 明寿香 学長(日本経済大学)

一つ一つのプレゼンテーションの完成度の高さもさることながら、実際に課題に対する対策活動を行っている方々も多く、非常に驚きました。地方創生・地域社会の課題解決に向き合っている高校生がこれだけいるのは、本当に日本の未来は明るいなと感じました。ぜひ皆さんの力で継続していっていただき、この輪を広げていき日本の社会に対する課題、それの解決策を見つけていっていただきたいと思いました。

 

宮澤 弦氏(ヤフー株式会社 上級執行役員 メディア・マーケティングソリューションズグループ長)

今日の皆さんの発表を聞いて、高校生当時の僕より100歩くらい先に進んでいるように思いました。このような課題解決に関する頭の運動がとても大事です。この活動を大学に入ってからも継続的に行って、課題解決力を身につけてほしいと思います。

 

溝之上 正充氏(日本航空株式会社 九州・山口地区支配人)

起承転結のはっきりとしたストーリーを持ったプレゼン、人を飽きさせないテンポの良さ、声の大きさなど、楽しい時間を過ごすことができました。今回のコンテストの主旨が課題解決型ということで、地域の課題を認識して、克服しようとしていること。しっかりと考えらえていて感動しました。大人になると自由な発想ができなくなるものですが、今の発想を大切にして社会人になっても伸ばしていってほしいと思いました。

 

竹本 吉輝氏(株式会社トビムシ 代表取締役)

高校生の皆さんの素晴らしい発想、エネルギー、そして皆さんがこの日のためにしっかりと準備をしてきたことが良く伝わってきて、率直に感動いたしました。引き続き、継続してこのビジネスを、それにまつわる活動を続けて発展していただけたら嬉しく思います。



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